紫陽花と琵琶
忙しい毎日の中で、お茶のお稽古というものは私にとって季節を知る貴重な場所です。
今日の主菓子は練りきりでつくった「紫陽花」、お干菓子は「若鮎」と「さざれ石」という名の、今の季節ならではのお菓子でした。ちょっとお稽古場で写真を撮るのは難しいのですが。。
和菓子は季節をダイレクトに表せるとても素敵なお菓子です。いつも目黒の太市さんにお願いして作っていただくお菓子はほんとに素敵。
そしてお茶室の玄関脇にはたわわに実った琵琶の実の木が活けてありました。
琵琶も今の時期なのだそうです。先生のいとこのお庭にあったのをいただいたとかで、お稽古の最後にみなさんで分けていただいてしまいました![]()
今日の掛け軸は「喫茶去」
お気軽にお茶でも一服どうぞ、という意味だそうです。
気軽にとはいえ、もてなすほうは床の間のしつらえ、お花、茶碗や道具、お菓子、すべての準備をしておくことは大変なことです。
でもそれをさらりと「お茶を一服どうぞ」というところでおしつけがましさのない、お客様へのおもてなしの気持ちが表れるのだそうです。
そしてあなた方はそういう気持ちを感じて、感謝し、言葉に出してお話するのよ。もてなした方も、わかってくださったことに喜びを感じるのだから。
という先生のお話はとても私の中に残って、お茶席でもお道具やお菓子を尋ねるようになりました。それをきっかけに会話が弾んだことは言うまでもありません。
レストランで、ダイニングバーで、同じようにお店の方へ、興味のあったお料理やお酒のことを尋ねると、いろいろ話してくださいます。
いつもそんなふうにはいきませんが、たまにはそんなやりとりもまた楽しい今日この頃です。
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